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【大学入試】導入する大学が急増中!英語外部検定利用入試とは?

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【大学入試】導入する大学が急増中!英語外部検定利用入試とは?

昨今、大学英語試験のトレンドとして注目を集めているのが、「英語外部検定利用入試」、略して「外検入試」です。この先大学入試を受ける予定の生徒さんと保護者のみなさんは、この制度についてぜひ知っておきましょう。

今回は、英語外部検定利用入試とはどのような内容なのか、英語外部検定利用入試の導入によって大学受験の英語試験がどのように変わるのかなど、英語外部検定利用入試の概要や動向についてご紹介します。

英語外部検定利用入試とは?

英語外部検定利用入試

英語外部検定利用入試とは、特定の英語検定の資格やスコアを取得していれば、それを大学受験の入試に利用できるという制度です。

近年、大学入試の選抜方法や試験内容は少しずつ変化しており、2021年1月からはセンター試験が廃止され、「大学入学共通テスト」が実施されようとしています。英語分野においては、「聞く・読む・話す・書く」の4技能がバランスよく身についているかどうかを重要視する予定です。

そこで、この4技能をはかるために利用されることになったのが、英検やGTEC CBT・TOEFL・TOEICといった外部検定です。このような改革に先駆けて、各大学の入試では、すでに外部検定の利用が急激に広まりつつあります。

英語外部検定の具体的な利用方法は?

英語外部検定試験は、次のような方法で利用することができます。

出願資格として利用

特定の英語検定(たとえば英検準2級)の資格やスコアを取得していることが出願の条件とされるケースがあります。

得点換算として利用

特定の英語検定の資格やスコアを取得していることが、それぞれの大学での英語試験の得点に加算されるケースがあります。たとえば、大学独自の試験で60点でも、英検準1級を持っていることで加点され、総合得点90点としてみなされるなどです。

英語試験の免除

外部検定で大学定める基準スコアを満たしていれば、英語試験が免除になるケースがあります。

なお、ここで利用できる外部検定の成績は、高3の4月から12月に受検した2回までの結果に限られます。

年々増えている!外検入試を導入している大学は?

外検入試を導入している大学とは

日本の英語教育のありかたそのものが変化しているなかで、4技能をはかる外部検定を取り入れる大学が増えているのは当然の流れともいえるでしょう。

2017年度の一般入試では、国公立私立あわせて110もの大学が外検入試を実施。2018年度では、152大学に増加しています。さらに、2021年からは国立大学で、一般入試の受験者全員に外部検定を課す方針も発表されています。

このように、外部検定を利用する動きは年々活発になっています。また、今後は利用方法や利用できる検定の種類も増えることが想定されます。

外検試験を見据えて、高校生が受けておくべき検定はどれ?

外検試験を見据えて、高校生が受けておくべき検定とは

英語外部検定利用入試が活発化している今、大学入試を前に外部検定資格を取得しておくことは必須だといえます。

しかし、現状では大学によって利用できる外部検定の種類は異なり、たとえば「A大学では英検だけど、B大学ではTOEICまたはTOEFLのみ」というようなケースもあります。せっかく資格やスコアを取得していても志望大学でそれが利用できないこともあるため、注意が必要です。

「それなら、外部検定で資格を多数取得すればよいのでは?」という声もありますが、外部検定を受けるには数千円から数万円の費用がかかるため、金銭面での負担が大きくなることが懸念されます。

すでに志望校がはっきり決まっていて、取得しておくべき外部検定の種類が明確になっているなら別ですが、まだ志望校が決まっていない場合は、できるだけ汎用性の高い検定で資格を取得することがポイントだといえます。

このような内容から、まずおすすめしたいのが英検です。

現状では、一般入試・推薦入試・AO入試いずれにおいても、英検が最も多くの大学で採用されています。求められるレベルについては、一般入試・推薦入試・AO入試ともに、準2級以上がほとんど。

高校3年生になったら、ぜひこれらの取得のための勉強に取り組みましょう。

第一ゼミナールでは、「英語の4技能学習」・「英検取得」を目指す「新・英検®チャレンジコース」を開講しています。今後の大学入試や英語教育改革に向けて対策をしておきたい生徒さんと保護者のみなさんはチェックしてみてください。

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