関関同立に塾なしで合格できる?勉強法のポイントや注意点を解説
関関同立は関西の中でも知名度があって人気がある私立大学です。合格の難易度も高いため、予備校や塾なしの独学で突破するのは、簡単なことではありません。
ただし、可能性がまったくない訳ではなく、自分に合った適切な勉強法を行うことで合格も夢ではないでしょう。
当記事では、関関同立に塾なしで合格を目指す際の、勉強法のアドバイスや注意点を解説していきます。塾なしで入るメリットとデメリットについても説明していきますので、独学で関関同立を目指す方はぜひ参考にしてください。
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この記事のポイント
関関同立について
「関関同立」の読み方は「かんかんどうりつ」で、関西の難関私立大学をまとめた総称になります。関関同立は、下記の大学の最初の漢字を取って名付けられました。
- 関西大学
- 関西学院大学
- 同志社大学
- 立命館大学
関西の私立大学を代表する関関同立は、各校が独自の教育方針と歴史を持ちつつも、高い学力水準と幅広い学問分野を提供する点で共通しています。関関同立合格を目標に勉強に励む高校生は多く、4大学すべて知名度があり人気の高い大学といえるでしょう。
関関同立を塾なしで勉強するときの大事なポイント
関関同立を塾なしで受験するためには、いくつかのポイントを押さえて適切な勉強をする必要があります。
ここからは塾なしの独学で大学合格を目指すために、おすすめの学習方法を解説していきます。
自分に合った学習計画を立てる
関関同立に合格するためには、綿密に学習計画を立てることが大切です。
計画を立てずにやみくもに勉強しても成績は伸びません。自分に適したプランでないと学習効率が悪く、より多くの勉強時間が必要になってくるでしょう。
大学受験の実績のある塾では必ず学習計画を立てます。
その学習計画に沿って授業を進めることで、決められた期間で学ばなければいけない内容をすべて学べます。また、捨てるべき学習内容も教えてくれるでしょう。
関関同立に合格するために、今の自分に何が足りないのかを理解しておかなければなりません。「●●が苦手だから、この時期までに●●を終わらせる」など自身を分析して、中期・短期で目標を定めて、いつまでに何をしなければいけないのかを明確にしましょう。
勉強場所を確保する
自力で受験勉強する場合は、勉強場所を確保することも大事です。
机に向かって集中して取り組める場所がないと、勉強ははかどりません。塾の自習室は使用できませんので、自宅や自宅周辺で集中できる場所を探す必要があるでしょう。
自宅だと、ゲームや漫画、テレビなど誘惑するものが多いので、それらをどれだけ排除して勉強に集中できる環境を整えられるかが大切です。
また、図書館やカフェなどは席数が限られているため、タイミング次第では勉強できないこともあり得ます。人の話し声や騒音などで集中力が削がれることもあるかもしれません。
勉強したいときに勉強できる、自分に合った場所を確保しておきましょう。
適切な参考書・問題集を選ぶ
大学受験において、参考書や問題集選びはとても重要なポイントです。適当に選ぶのではなく、関関同立の受験に最適なものを選びましょう。
書店や通販にはたくさんの参考書や問題集が並んでいるので、どれを選んで良いのか分からないという人も少なくありません。その際は下記の点に注意して選びましょう。
- 受験する学科で出題される試験範囲を網羅しているか
- 自分の苦手な分野の問題が掲載されているか
- 答えだけではなくわかりやすく解説が載っているか
基礎ができていない状態で、入試本番レベルの問題に取り掛かっても理解が追いつきません。自分がどの位置にいるかを理解して、自分のレベルに合った参考書や問題集を選んでください。
ある程度の基礎力が構築できたら、赤本で過去問をひたすら解くといいでしょう。関関同立合格を目指すのであれば、最低でも過去3年分は解いてしっかりと対策を立てるようにしましょう。
模試を受けておく
大学受験する高校生にとって、模試を受けることは必須です。
模試を受けることで、自分の得意・苦手なジャンルが明確に分かりますし、全国の受験生の中で自分がどの位置にいるのか分かります。関関同立合格というゴールへ突き進むためのモチベーションアップにもつながるでしょう。
また、本番の入試の雰囲気に慣れるという意味でも、模試は重要な役割を果たします。試験の雰囲気は独特なので緊張してしまう人も少なくありません。
入試当日に冷静に問題に集中するためにも、模試を受けて試験会場の雰囲気に慣れておくようにしましょう。
関関同立を塾なしで合格できる人の特徴
私学のトップレベルの大学でもある関関同立は、誰しもが塾なしで合格できるという訳ではありません。通塾していなくても関関同立合格を目指せる人の特徴を解説していきます。
自分の学力を把握している
関関同立を塾なしで合格できる人の特徴は、自分の学力を把握していることです。自分の学力を把握できていないと合格するための正しい道筋がわからず、受験の戦略を立てることができません。
自分に何の学習が必要なのかわからなければ受験に失敗してしまうでしょう。
関関同立合格を目指すには、自分の学力を把握して合格ラインまでにどれくらいの差があるのか、どれだけの勉強量が必要なのかを理解する必要があります。
自己管理がしっかりできている
塾なしで大学受験に合格するためには、自己管理をしっかり行わなければなりません。他人に見張られていないと、ついつい自分に甘くなってしまい、気が抜けたり勉強をサボってしまったりしてしまいます。
塾であれば、切磋琢磨するライバルや叱咤激励してくれる講師がいます。しかし、独学ではそのようなサポートは期待できません。
自分との闘いになるので、モチベーションやスケジュールの管理をしっかり行う必要があるのです。
効率的な勉強法が分かっている
そして、関関同立を塾なしで合格する人の最大の特徴は、効率的な勉強法が分かっていることが挙げられます。
自分に合った学習方法や問題集を選択すると、同じ勉強時間でも効率よく勉強することができます。反対に、問題集が自分のレベルに合っていないと、どれだけ勉強しても一向に成績が上がらないこともあります。
今やっている勉強法が自分に合っているか合っていないかというのは、自分ではなかなか判断が付きづらいものです。いくら勉強してもなかなか成果が出ない人は、勉強法が合っていない可能性が高いでしょう。
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関関同立を塾なしで受験するメリット
関関同立を塾なしで受験するというのは、簡単なことではありません。傍から見ると無謀に見えるかもしれません。
ただし、塾なしで関関同立を受験することにはメリットもあります。解説していきますのでチェックしておきましょう。
好きな時間・場所で勉強できる
もっとも大きなメリットは、好きな場所・好きな時間で勉強できるという点です。
塾や予備校では、決まった時間に決まった場所へ足を運ばなければなりません。雨の日や雪の日など天候の悪い日、学校の行事で忙しい日でも関係なく塾に行かなければならないので、ストレスに感じる人もいるでしょう。
自宅での勉強習慣ができている人であれば、家にいる時間ならいつでも勉強することができます。忙しい人や塾に通う時間がない人でも、場所や時間を選ばずに勉強に集中できるでしょう。
塾代がかからない
保護者が負担するケースが多いため受験生本人にとってあまりメリットと言えないかもしれませんが、塾代がかからないというのもメリットの一つです。
塾や予備校、受ける授業形態にもよりますが、年間で50~100万円ほどかかることもあります。
塾代に加えて、交通費や食事代がかかるケースもあるでしょう。家での学習であれば、それらの出費も抑えることができます。
参考書代や模試代はかかりますが、塾や予備校の費用がかからないのはメリットといえるでしょう。
関関同立を塾なしで受験するデメリット
塾なしでの受験はメリットがありますが、多くのデメリットがあります。
ここからは関関同立を塾なしで受験するデメリットについて解説していきますので、頭に入れておきましょう。
自分で参考書や問題集を選ばないといけない
塾に通っていなければ、自分で参考書や問題集を選ばないといけません。
関関同立合格を目指すなら今の自分に適切な参考書や問題集を選ぶことが非常に大事です。自分のレベルにあっていなければ、効率的な受験勉強とはいえないでしょう。
前述で教材を選ぶポイントを紹介しましたが、自分に合った最適な教材を選ぶことは簡単ではありません。
塾に通っていれば、関関同立の受験のプロ講師が、あなたにピッタリの参考書や問題集を指定してくれます。その恩恵を受けられないのは大きなデメリットといえるでしょう。
大学受験の情報が入りにくい
次のデメリットは、大学受験の情報が入りにくいという点です。
大学受験の専門塾には、関関同立の入試傾向や倍率の予想など、常に最新の情報が入ってきます。ネット上には出ていない未公開の情報も塾では教えてくれます。
そういった最新情報なしで受験に挑むことは不利になる可能性があります。塾なしで関関同立を受験するためには、自分で情報を集めておく必要があるでしょう。
なお、ネット上で集めた情報が正しいとは限りません。しっかり情報の信ぴょう性を確認するようにしてください。
分からない問題を質問できない
分からない問題を聞く人がいない、相談できる相手がいないことも、塾なしで受験をするデメリットのひとつです。
過去問などを解いていると、解説を見ても分からない問題が出てくるでしょう。塾では、講師にその場ですぐに質問することができます。
しかし、塾に通っていなければ、自分で調べるか学校の先生を捕まえて質問しなければいけません。夏休みや冬休みなど長期休暇の場合は、学校の先生に相談できる機会自体が少なくなります。
関関同立を合格するためには、分からない問題をすぐに解決して1つずつ解き進めていくことができないのはデメリットであるといえます。
自分の弱点を把握しづらい
自分の弱点を把握しづらいという点もデメリットでしょう。
塾に通っていれば、小テストや模擬試験の結果から、講師に自分の苦手な問題の傾向を指摘してもらうことができます。弱点克服のために最適な勉強法を教えてもらうこともできます。
一方、塾なしで関関同立を受験する場合は、模試試験や学校の定期テストの結果を、自分で振り返って分析しないといけません。
結果を客観的にとらえて、自分の弱点を見極める必要があるのです。
モチベーションが下がりやすい
大学受験では、日々の積み重ねが重要です。長い期間かけて受験勉強をしなければならないので、どうしても日によってはモチベーションが下がってしまうこともあります。
塾には、志望校合格を目指して必死に頑張って勉強に打ち込む仲間が大勢います。時には弱音を吐いたり互いに切磋琢磨して、モチベーションを維持することができるでしょう。
しかし、塾なしの場合は、同じ場所で刺激しあうライバルはいませんし、サポートしてくれる講師の存在もありません。結果、どうしても勉強意欲が低下してしまうため、強い自己管理能力が重要になってくるでしょう。
正しい学習計画を作れない可能性がある
先述したように、大学受験の成功のカギと言えるのが「学習計画」です。しっかりと目標を定め、そこから逆算して学習計画を立てなければなりません。
塾なしで関関同立を目指すには、自分にピッタリの最適な学習計画を立てられているかどうかが、合否を左右する大事なポイントになります。
関関同立の受験に必要な範囲を網羅することも必要ですが、自分に足りていない知識や強化すべき科目を明確にして、きちんと学習計画に組み込まないといけません。
後々で学習計画の間違いに気づいても既に遅く、そこからの軌道修正は難しいでしょう。
関関同立を塾なしで受験する際の注意点
関関同立を塾なしで受験するのであれば、以下で紹介するいくつかの注意点を抑えておきましょう。
自己管理の徹底
塾に頼らずに受験勉強を行う場合、何よりも自己管理が重要です。
入試までサポートしてくれる講師はいないため、勉強計画を自らで立てて、それを実行する自己管理能力が求められます。毎日の学習スケジュールを作成して、実行に移さないといけません。
学習の進捗を適切に管理して、計画に沿っていない場合は柔軟に調整することも必要になるので注意しましょう。
学校の授業は真面目に受ける
学校の授業は基礎力をつけるのに最適なので、真面目に受けるようにしましょう。
塾なしで大学受験をする場合は、特に学校の授業をしっかり聞くようにしてください。自主学習に力を入れ過ぎて、学校の授業が疎かになってしまうのは良くありません。
基礎を固めておくことで応用問題にもスムーズに対応できるようになるでしょう。苦手な科目もあると思いますが、さぼらずに授業を受けて、課題や定期テストも手を抜かずに取り組むようにしましょう。
情報収集とネットワークの構築
塾なしで関関同立を目指す際、最新の入試情報や勉強方法のコツなど、受験に関する情報を日常的にキャッチアップするようにしましょう。
大学の情報や勉強法など、塾に通っていないのであれば自らが動かないと誰も教えてくれません。
大学の公式サイトや教育関連のフォーラムなどから、最新の試験傾向、科目変更、選考基準の更新情報を入手して受験に役立てましょう。
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塾なしで関関同立を目指すのは、決して無理な話ではありません。
とはいえ、塾のサポートを受けずに独学で合格するにはハードルが高いといえるでしょう。
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まとめ
この記事では、塾なしで関関同立に合格するための勉強のポイントやメリット・デメリットを解説してきました。
関関同立は関西でトップクラスの人気を誇る難易度が高い大学なので、塾なしで合格するのは簡単なことではありません。塾なしでの合格は不可能ではありませんが、最適な学習計画を立案し、自己管理を徹底して勉強にコミットしないと難しいでしょう。
独学で合格するのが難しいと感じたなら、「大学受験個別合格戦略コース」を検討してみてください。これまで多数の関関同立の合格者を輩出してきたプロ講師が、あなたと二人三脚で合格へと導きます。
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