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集団指導塾と個別指導塾どっちに通う?それぞれの特徴と向いている人を解説!

集団指導塾と個別指導塾どっちに通う?それぞれの特徴と向いている人を解説!

大学受験を考えている多くの高校生が通う学習塾ですが、指導形態には「集団指導」と「個別指導」の2つがあり、どちらに通うべきか悩んでいる人も多いでしょう。

集団指導塾と個別指導塾は、授業の進め方や指導スタイルなど、さまざまな面において異なります。志望校合格を目指すなら、自分に合った塾を選ぶことが大切です。

この記事では、集団指導塾と個別指導塾の特徴や違いについて解説します。

「それぞれの塾にはどのような人が向いているの?」という疑問についても、わかりやすく解説しますので最後までご覧ください。

集団指導塾の特徴

集団指導塾の指導スタイルは、1つの教室に多数の生徒が集まって1人の講師から授業を受ける「講義形式」です。

集団指導塾の主な特徴を挙げると、以下のようになります。

  • 一定のペースで学習を進められる
  • 学習の取りこぼしが無くなる
  • 仲間と刺激し合いながら勉強できる
  • 費用が比較的安い

それでは、1つずつ解説していきます。

一定のペースで学習を進められる

集団指導塾では、全ての生徒が一律に同じカリキュラムで、同じペースで学んでいきます。

集団指導塾に通っていれば、決められたカリキュラム通りに授業が進行していくため、受験までの期間を正しいペース配分で乗り切ることができます。学習計画が崩れることもありません。

日々の忙しさやモチベーションに関わらず、一定のペースで学習に取り組めるのは、集団指導塾の特徴であり、メリットといえるでしょう。

学習の取りこぼしが無くなる

大学受験の出題範囲を網羅するカリキュラムが綿密に組まれており、学習の取りこぼしがなくなることも、集団指導塾の特徴の1つです。

先程述べたように集団指導塾では、個々の得意不得意に関係なく、全員共通の指導カリキュラムが組み立てられています。「高3の受験前の12月はこの内容」ときちんと定められているのです。

集団指導塾に通えば、受験対策に必要とされる出題範囲を抜け目なく進めることができます。

仲間と刺激し合いながら勉強できる

集団指導塾の最大の特徴は、志望校合格を目指す仲間と一緒に切磋琢磨して勉強に取り組める環境があることでしょう。

集団指導塾では、1クラスあたり10人から20人で授業を受けるのが一般的です。仲間の存在を近くに感じることにより、「みんな頑張ってるから自分も頑張ろう!」と刺激を受けることでモチベーションが上がりますし、勉強のスイッチが入りやすいです

常に周囲と刺激し合いながら勉強を進める指導は、受験生にとってプラスの環境といえるでしょう。

費用が比較的安い

集団指導塾と個別指導塾の費用を比較すると、集団指導塾の方が安いのが一般的です。

個別指導塾は講師と生徒が「1人対1~3人」という具合に講師一人当たりの負担が大きいです。また、生徒1人ひとりに合わせた教材・指導を強みとしているため、そのぶん費用も高くなりやすい傾向にあります。

一方の集団指導塾は、講師と生徒が「1人対多数」になりますし、独自カリキュラムを準備委する必要もありません。そのため、個別指導塾よりも安い費用に設定されています。

集団指導塾は、家庭の経済的負担を抑えるというメリットがあるのです。

個別指導塾の特徴

個別指導塾とは、マンツーマンもしくは2〜3人の少人数が1人の講師から指導を受ける指導スタイルの学習塾です。

個別指導塾の主な特徴を挙げると、以下のようになります。

  • 自分のペースで勉強できる
  • 自分に合ったカリキュラムを組んでもらえる
  • 自分の都合に合わせて学べる
  • 自分に合った講師を選べる

それでは、1つずつ解説します。

自分のペースで学習を進められる

個別指導塾の最大の特徴は、周りを気にせず、自分のペースで勉強できる点です。

わからない問題があれば納得いくまで質問できますし、集団授業よりもゆっくりのペースで教えてもらうことも可能です。

周囲のペースに無理をして合わせる必要がなく、自分に合った丁度いいスピードで受験対策が進められます

このように、周りのプレッシャーを受けることなく常に最適なペースで受験対策に取り組めることが、個別指導塾の利点といえるでしょう。

自分に合ったカリキュラムを組んでもらえる

個別指導塾では、授業を進めるペースだけでなく、カリキュラムも自分に合わせたものにすることができます。

自分の苦手教科、学習の理解度などを分析して、それを踏まえて最適なカリキュラムを組んでもらえるのです。苦手分野の克服だけではなく、得意な科目のさらなる伸長を図ることもできます

自分だけのカリキュラムで受験対策ができるのは、個別指導塾ならではの魅力といえるでしょう。

自分の都合に合わせて学べる

個別指導塾では、自分の都合に合わせて好きなスケジュールで学ぶことができます。

集団指導塾のように曜日や時間によってクラスが固定されていないため、ある程度は自分が学びたい日時で通えるのです。習い事や部活動などで忙しい方にはピッタリの指導形態かもしれません

また、学校行事や家庭の都合などでやむを得ず欠席してしまった場合に、振替対応をしてくれる塾もあります。

このように授業の日をある程度自由に選べるのは、個別指導塾のメリットといえるでしょう。

自分に合った講師を選べる

塾によって異なりますが、個別指導塾は、カリキュラムや授業スケジュールだけでなく、講師を自分で選ぶこともできます。性格が合わない・相性が良くない講師を、希望に応じて変更してもらえるのです

大学受験を成功させるには、長い勉強期間を共に闘ってくれる講師との相性がとても重要です。

「自分とは性格や指導法が合わない」と感じながらも、ずっと同じ講師から教わり続けるのは効率が悪く、学習効果としてもよくありません。

個別指導塾には、自分にピッタリな講師を選択できるというメリットがあるのです。

集団指導塾と個別指導塾どっちに通うべき?

ここまで集団指導塾と個別指導塾の特徴を紹介してきました。

以下、それぞれの違いを表にまとめました。

集団指導塾個別指導塾
学習のペース一定のペース自分に合ったペース
カリキュラム出題範囲を網羅できる共通のカリキュラム自分の得意不得意に合わせた カリキュラム
環境仲間と刺激し合って学ぶ個人で取り組む
費用比較的安い比較的高い

大学受験に挑むにあたり、集団指導塾と個別指導塾ではどちらが効果的なのでしょうか。

結論からお伝えすると「どっちの方が効果的」、「どっちに通うべき」という明確な答えはありません

集団指導塾と個別指導塾のどっちが向いているかは、本人の性格や特質が大きく関係してきます。日頃の生活環境によっても向き不向きがありますし、より自分に合う方を選ぶことが大切といえるでしょう。

ここからは、集団指導塾と個別指導塾のそれぞれに、どのような人が向いているのか解説していきます。

自分がどちらの指導スタイルに向いているのか、参考にしてみてください。

集団指導塾が向いている人

個別指導塾より集団指導塾の方が向いているのは、以下のタイプです。

  • 学校の授業の内容を先取りして学びたい人
  • 出題範囲を総合的に対策したい人
  • 人前で積極的に発言や質問ができる人
  • 競争心がモチベーションになる人

順番に解説していきます。

学校の授業の内容を先取りして学びたい人

集団指導塾に向いている人としてまず挙げられるのは、学校の授業内容を先取りして勉強したい人です。

基本的に集団指導塾では、学校の授業の中でつまずきが生じないように、学習内容を先取りして指導します。そのため、集団指導塾に通っていれば、学校の授業をスムーズに理解でき、より一層学力を定着させることができるのです

学校の授業の予習をしたい人、学校の成績や評価を気にしている人は、集団指導塾が向いているでしょう。

出題範囲を総合的に対策したい人

大学受験の出題範囲を総合的にきっちり勉強したい人は、集団指導塾が向いているといえます。

前述の通り、集団指導塾では、大学受験の広い試験範囲を漏れなく教えられるようにカリキュラムが組まれています。試験範囲の全体をきちんと抑えたうえで、苦手分野の克服など各自の対策を強化できるのです

何かの教科に特化したり単元を絞って対策を進めるよりも、「まずは大学受験の出題範囲を網羅したい」という人は、集団指導塾を選ぶと良いでしょう。

人前で積極的に発言や質問ができる人

大人数が集まる場所で周りの目を気にせず質問や発言ができる人は、集団指導塾が向いています。

複数人の生徒に対して講師1人の形で進められる集団指導塾では、「手を挙げるのが恥ずかしい」や「自分だけ内容が分かっていないと思われる」という消極的なタイプは向いていません。わからない部分を質問できず、そのまま放置してしまうなど損をしてしまいます。

集団授業では臆せず自らアクションを起こすことが大切です。受け身にならずに授業に参加できる人や、自ら質問したり発言したりできる性格の人は、集団指導塾に通えば力を伸ばせるでしょう。

競争心がモチベーションになる人

周囲の人から受ける刺激や競争心がモチベーションアップに繋がるタイプの人も、集団指導塾にぴったりです。

ライバルに囲まれて授業をする集団指導塾は、良い意味で周りから影響を受けます

ただし、生徒の性格によって向き不向きが分かれる部分でもあります。

周りからの刺激を受けて「悔しい」「もっと頑張ろう」と自分を鼓舞するタイプの人、仲間と頑張ることがやる気アップに繋がる人は、集団指導塾を選ぶといいでしょう。

個別指導塾が向いている人

集団指導塾とは反対に、個別指導塾の方が向いているのは、以下のタイプです。

  • 自分のペースでじっくり勉強したい人
  • 自分の得意・不得意に合わせたカリキュラムで教わりたい人
  • マンツーマンや少人数の環境の方が発言しやすい人
  • 部活動や習い事が忙しい人

こちらも1つずつ解説していきます。

自分のペースでじっくり勉強したい人

自分のペースで丁寧に教えてもらいたい人は、個別指導塾が向いています。

講義形式で授業が行われる集団指導塾は、生徒全体のペースに合わせて学習が進んでいってしまいます。ゆっくり学びたい人や自分のペースで進めたい人には不向きです。

「間違えた問題は、ゆっくり時間をかけて教えてもらいたい」「先日習ったところに戻って復習したい」など、周囲と同じペースではなく個別で学習を進めたい人は個別指導塾が合っているでしょう。

自分の得意・不得意に合わせたカリキュラムで教わりたい人

自分の得意分野や苦手分野を踏まえたカリキュラムで勉強したい人も、個別指導塾が向いているといえるでしょう。

個別指導塾では、カリキュラムの内容を生徒1人ひとりに合わせて柔軟に対応してくれます。自分が不得意な教科を重点的に対策して、苦手を克服することもできます。

「皆と一緒に同じことを学ぶのではなく、自分が取り組むべき内容を個別で学びたい」という人は、個別指導塾が適しています。

マンツーマンや少人数の環境の方が発言しやすい人

大人数で集まる場所が苦手だったり、少人数の環境の方が発言しやすい人も、個別指導塾が適しています。

マンツーマンや少人数の空間で授業が行われる個別指導塾は、内向的な性格の人でも発言しやすく、安心感があります

「集団の中で質問するのは緊張してしまう」「自分だけの空間で学びたい」と考える人は、個別指導塾を選ぶと良いでしょう。

部活動や習い事が忙しい人

部活動や習い事などで日々の生活が多忙な環境の人も、個別指導塾に向いています。

個別指導塾は集団指導塾に比べて、日程変更など生徒都合による融通を利かせてもらいやすく、欠席時の振替授業も柔軟に対応してもらえることがあります

塾に通える曜日や時間が限定されている人や、都合による欠席があらかじめ予想される人は、個別指導塾が適しているといえるでしょう。

まとめ

大学受験で志望校合格を目指す人にとって、受験対策の環境が自分に合っているのかどうかはとても大切です。

集団指導塾と個別指導塾はカリキュラムや指導スタイルなどで、さまざまな違いがありますので、どちらを選択するかは大きな要となるでしょう。

集団の中で自己表現ができ、周りと競い合うことでやる気に繋がる人は集団指導塾、少人数の環境の中で自分のペースを大切にしながら学びたい人は個別指導塾を選ぶと良いでしょう。

自分の性格や求める学習環境と照らし合わせて、自分にぴったりと合う塾へ通い、志望校合格を目指してください。



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