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集中力が上がる勉強場所!各場所の特徴や上手に利用するポイントを解説

  • 勉強法
集中力が上がる勉強場所!各場所の特徴や上手に利用するポイントを解説

勉強場所にこだわりはありますか?勉強場所を選ぶ基準を持っていますか?

そう聞かれたら「なんとなく勉強場所を選んでいる」と答える人が多いのではないでしょうか。

「自分の部屋以外で勉強する場所ってあるの?」と思う人もいるかもしれませんが、どこで勉強するかは、集中力や勉強の進み具合を左右する重要な要素です。

それぞれの場所の上手な使い方について解説していきますので、自分の勉強スタイルや勉強内容によって場所を使い分けてみましょう。



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この記事のポイント

勉強場所を選ぶポイント

勉強シーン、勉強場所を選ぶポイント

具体的な勉強場所を挙げる前に、選ぶポイントを解説します。どういう環境であれば集中しやすいのか、その条件を理解しておきましょう。

周辺の雑音

周りの雑音がどの程度なのか、勉強場所を決める際に大事なことです。ここで注意ですが、必ずしも音がなく静かな場所ほど良いというわけではありません。無音ではなく適度に雑音があったほうが集中できるタイプの人もいます。

また、勉強の内容によって適切な音のレベルは変わります。

黙々と本を読んだり計算問題をする勉強は静かな場所が向いています。自分で音を発しないタイプの勉強だと、周りの音が気になりやすくなるからです。一方で英文を音読するなど音を発する勉強であれば、多少雑音がある方が良いです。静かだと、周りに人がいる場合は迷惑をかける可能性もあります。

自分が集中しやすい音の大きさや、勉強する内容によって適している場所があるのです。

温度が適温か

音と同じぐらい大切なのが、温度が適温かどうかです。暑かったり寒かったりすると勉強に集中することができないので、温度が適切な場所が望ましいです。

温度調節がしやすいという意味では自宅での勉強が最も良い環境です。

気が散る誘惑がないか

気が散ってしまう誘惑が周りにないかどうかも、勉強場所を選ぶ重要なポイントになります。

例えばゲーム、マンガ、スマートフォンなどを隠しておいても頭の片隅でそのことを考えてしまい、集中力が落ちてしまいます。誘惑は少なければ少ないほど良いので、誘惑を排除できる環境かどうか注意してください。

自宅や学校から近いか

自室以外で勉強する際、勉強場所が自宅や学校から近いかどうかも、場所を考える1つのポイントです。

勉強が好きな子はわずかで、多くの子どもにとって勉強はあまり気が乗るものではありません。

いつも使う勉強場所が自宅や学校から遠いと移動が面倒になってしまい勉強モードになりません。学校からの帰り道だったり、自宅から簡単に行ける勉強場所でないと難しいでしょう。

まわりの人に迷惑がかからないか

周りが不快になる音を出していないか、飲食店などで他の人が待っているのに長居してしまっていないかなど、自分の振る舞いを客観視してまわりの人に迷惑にならないよう気を付けましょう。

ここからは具体的な勉強場所を挙げて解説していきます。

自室

自室で勉強する高校生

【メリット】一人で集中して勉強しやすい

一人で集中して勉強できるのも自室のメリットです。家族や友達が周りにいると気が散って集中できない人は、自室での勉強が最も効率的です。

兄弟や姉妹と相部屋の人は、一人で使えるという利点を活かせません。その場合は、兄弟がいない時間に勉強する予定を立てたり、兄弟の間で部屋に入ってはいけない時間を決めたりして譲り合って使うと良いでしょう。

【デメリット】勉強以外の事にも気を取られやすい

自室で勉強する際の大きなデメリットとして、勉強に取り掛かりやすい反面、ゲームやマンガなどの他のことにも手が出しやすい環境であるということです。

出来るだけ気が散らないように、勉強の妨げになるものは見えないようにして部屋の物をしっかり整理して集中しやすい環境を作ることが大切です。

生活音が気になる人は、音楽をかけてみることをおすすめします。好きなタイミングで音楽を流せるという自室の利点をうまく使いましょう。ただし、聞き入ってしまう音楽は逆効果なので、クラシックなど歌のない音だけの曲が良いでしょう。

音があると集中できない人は、耳栓やイヤーマフを使って音を遮断しましょう。上手く音を管理できれば、自室はとても良い勉強環境になります。

リビング

リビングで勉強する高校生

【メリット】適度な雑音で集中力が上がる

リビングは家族の話し声や足音など、生活音が直接聞こえてきます。音があると集中できる人にとってリビングは良い勉強場所になります。自室と同じく勉強に取り掛かりやすい場所でもあるので、雑音が気にならない人にはおすすめです。

【メリット】家族の視線を感じてサボりにくくなる

リビングならではの特徴として、家族の視線があることが挙げられます。家族に見られているというプレッシャーで勉強をサボりにくくなるのです。目に届くところで勉強している点も、親御さんが安心できるところでしょう。

【メリット】勉強を家族に聞ける

家族に勉強を聞けることもメリットです。家族に気兼ねなく質問でき、効率的です。

たとえ問題が難しくて家族が質問に答えられない場合でも、一緒に考えてもらえるだけで力になるものです。一人で考えるより、複数人で考えた方が多方向から問題を捉えられるので答えにたどり着きやすくなります。

【デメリット】テレビや食事時など勉強を中断させられやすい

テレビは音と映像で集中が乱されるので、勉強の大敵です。たとえ興味がなくても見てしまうのがテレビの恐ろしいところ。連続して勉強できる時間を確保しにくいという難点がリビングにはあります。

食事やその支度の間は休み時間だと割り切ってしまうのも手です。家事を手伝って体を動かせば、良い気分転換になるでしょう。時間帯を見計らって、上手く利用しましょう。

静かな環境でしか勉強できない人は、早朝や深夜など家族が寝ている時間にやるしか方法はないでしょう。



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図書館

図書館で勉強すること

【メリット】静かな環境で集中しやすい、調べものができる

図書館は静かな環境で勉強できることが大きなメリットです。もちろん周りには他の利用者がいるので完全な無音とはいきませんが、総じて静かです。

周りの雑音が少ない環境で集中して勉強できるので、音が気になってしまう人におすすめの勉強場所です。

また調べものがしやすいのも図書館のメリットです。教科書やネットの情報では理解が難しいことも、その時に図書館にある本で調べると、あっさり分かってしまうことが多々あります。

【デメリット】飲食禁止など制約がある

図書館は禁止事項が多いことがデメリットとして挙げられます。特に飲食禁止の図書館がほとんどで、飲食するたびに外に出る必要があり、長い時間の勉強には不向きなこともあります。飲食以外でも、そもそも勉強自体を禁止している図書館もあります。

【デメリット】混んでいて席に座れないことがある

混んでいて座れないことがあるのも図書館のデメリットです。規模がそれほど大きくない図書館だと、席数が少ないためすぐ埋まってしまうことも。気合を入れて勉強に臨もうと図書館に行っても、席が埋まっていて利用できないケースも想定して活用しましょう。

ルールを確認して利用する

図書館は禁止事項が多いので、勉強に集中できる環境なのか利用する前にルールを確認しておきましょう。

意識しておかないと気づかない内にルールを破ってしまうかもしれません。図書館は公共の場なので、周りに迷惑をかけないように注意が必要です。

学校の教室

学校の教室で勉強する高校生

【メリット】勉強モードのままスムーズに入れる

学校の授業が終わって、スムーズに勉強を始められることは大きなメリットです。学校にいるおかげで切り替えをする必要がなく、頭が勉強モードのまま自習に入れるので、高い集中力で勉強することができます。

また、部活終わりに軽く勉強して帰る、といった使い方もできます。

【メリット】先生や友達に質問しやすい

友達と一緒に勉強する場合、わからない問題を互いに教え合うことができるのも学校の魅力です。タイミングが良ければ教室に残っている先生にも質問できます。周りの人に相談しながら勉強したいタイプの人には良い環境かもしれません。

【デメリット】閉校時間があるため長時間の勉強がしにくい

学校は閉校時間があるので、教室では長い時間勉強しにくいデメリットがあります。また休校日は勉強できません。利用するのが基本的に授業終わりに限られてしまうのが難点といえるでしょう。

【デメリット】勉強が手に付かない可能性がある

教室では友達が頻繁に出入りします。学校終わりに残って勉強する人はわずかなので、中には大声で話してたり、騒がしくされたりすると勉強が手に付かなくなることも。また英単語の暗記のように1人で黙々と覚える勉強や、時間を計って入試の過去問を解くなど集中して勉強したいときにはむいていません。

質問が多そうな勉強は教室でやるように

苦手な科目や質問が多く出そうな勉強は教室でやると良いです。周りに質問できる人がいると勉強がはかどります。学校のメリットでもある「友達や先生に聞きやすい環境」を有効的に活用しましょう。

誰かに相談しながら勉強したい時であればいいですが、周りに人がいる教室で勉強することはデメリットが大きいです。

公園

公園で勉強する高校生

今まで屋内の勉強場所を紹介してきましたが、屋外にも勉強できる場所があります。公園で勉強する人は少ないですが、他の場所にはないメリットもあります。

【メリット】音読学習がしやすい、リラックスできる

英文の音読など声を出すことができるのも公園で勉強するメリットです。暗記系の勉強は、歩くなど体を動かして勉強すると頭に入りやすくなるのでおすすめです。

特に英語は耳から入る情報が頭に残りやすいため、音読を交えた勉強が効果的。公園は屋内施設ではやりにくい勉強法を実践しやすいのです。また自然に囲まれるので、リラックスして勉強できることがメリットの1つです。空気がよどむこともなく清々しい気分で気持ちよく勉強できるでしょう。

【デメリット】天候に左右される

音読学習などがやりやすい反面、天候によって利用できない不便さがあります。勉強場所としては使い勝手が悪いですが、気分転換に普段と違う環境で勉強したいときに公園を使ってみると良いでしょう。

夜は危険なので避ける

夜の公園は危険性をはらんでいますので、夜の使用は避けて下さい。

電車

電車で勉強する高校生

【メリット】走行音で勉強に集中しやすい

電車が走っている最中、常に走行音がしているため、勉強に集中しやすい人もいます。音楽をかけると聞き入ってしまい集中できない人でも、電車内だと集中できることもあるので試してみてください。

【デメリット】書いて勉強しにくい

書く勉強がしにくいのが電車で勉強するデメリットです。漢字や英作文、計算問題など、ペンと紙を使う勉強には不向きな場所です。例え席に座れたとしても揺れがあるので集中して書けません。書くことが多い勉強は避けて、読むことがメインの勉強の時にだけ電車を利用しましょう。

電車では、本を読むだけで完結する勉強法がおすすめです。教科書を読んだり、英単語を暗記する勉強であれば十分なパフォーマンスが見込まれます。公園と同様、勉強意欲が湧かない時の気分転換として利用すると良いでしょう。

塾の自習室

塾の自習室で勉強する高校生

塾に通っている人は、設置されている自習室を利用しています。塾の自習室はメリットが多いので是非使ってほしい勉強場所です。

【メリット】講師に質問できる

塾の講師に質問や相談がしやすいことが大きなメリットです。塾の講師は生徒に勉強を教えることが専門のプロフェッショナルです。各教科、各単元の勉強の仕方を教えてくれたり、質問にも大歓迎で答えてくれます。積極的に質問しましょう。

【メリット】周りの人が勉強しているのでモチベーションが上がる

塾の自習室には、勉強のモチベーションが高い生徒が集まります。私語をしている生徒は稀で、皆黙々と勉強しています。そのような環境にいると、「自分も頑張ろう!」という気持ちが芽生えて勉強のスイッチが入ります。塾の自習室は勉強モードに頭が切り替えられる場所でもあるのです。

【メリット】遅い時間まで勉強できる

ほとんどの塾は夜まで開いているので、長時間勉強しやすいこともメリットです。まとまった時間勉強すると、学力が上がるだけでなく達成感を得ることができます。「長い時間、頑張って自習した」という自信によって、さらに勉強への意欲が湧くのです。

【デメリット】テスト前は混みやすい

定期テストや入試前になると混みやすいことがデメリットです。席が埋まってしまって利用できない場合もまれにあります。テスト前など一番使いたいときに使えない可能性もあります。

利用する上でのアドバイス

塾の自習室は、勉強を講師に聞けることに加え温度も調節されているので、とても使いやすい勉強場所です。さらにどの塾も、基本的には自習室の利用を歓迎しています。

集中して勉強できる環境が整っているので、塾に通っているなら積極的に自習室を使いましょう。頑張っている姿を見た講師は、きっとあなたを応援して精神的な力になってくれるはすです。



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まとめ

集中しやすい勉強場所について、解説しました。自室やリビングのほかに、公共施設、公園、電車など意外な場所でも、実際に勉強してみたら集中しやすく感じる場合もあります。勉強に対するモチベーションが下がったとき、環境を変えてみるのもいいでしょう。

自宅以外で勉強する習慣がない人も、いろいろな場所を試してみて自分に合った勉強場所を見つけてください。

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